* ここに記載のない持ち物については、後日ご案内します。
第一分科会 10:30~12:00 | |||
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1 | 幼児教育1 | 手遊び | タン・チェリー |
Wilma Ellersiekが作った7歳以下の子どものための手遊びを学び・練習します。手・指・腕・声を使う、幼稚園で子ども達と触れ合う時に使える、非常に素晴らしく、強力なツールです。優しく触れ、撫で、握り、抱え、抱き締める事は、大人が子ども達にあげる事の出来る、生命力を与えられる素晴らしい贈り物です。これにより、愛を伝え、暖かさを表し、楽しく・怖くない方法で子どもを目覚めさせます。手遊びが、小さい子ども達の成長や大人の養育者に与える微妙な影響を探ります。手遊びの心を癒す効果を容易に気が付く事になるでしょう。 | |||
2 | 幼児教育2 | それぞれの文化から人形劇のお話を創作する |
キャサリン・マクファーレン アビシャリー・チャランジャヴァナペット |
全ての文化には、魅力的で教育的な知恵に富んだ物語がたくさんあります。私たちは、様々な文化からの物語を集め、それらの物語を生き生きとさせるために人形劇を創作します。このワークショップでは、それぞれの文化的な伝統を色彩豊かに彩る、寓話や伝説、おとぎ話を共有する機会となります。私たちは、共通するテーマや、複雑な多様性のパターンをもたたらす物は何かを探求します。 | |||
3 | 幼児教育3 | 自由遊びを可能にするために | フィリップ・ロイプケ |
皆さんよくご存知のとおり、子どもたちに自由遊びをさせようとしてもそれはできないものです。さあ遊びなさい、と言うだけで、子どもたちを遊ばせられるようなものではありません。けれど私たちは、結果的に子どもたちが自ずから自由遊びを始められるような環境をつくりだすことはできるのです。そのためには周囲の大人の高度な能力が必要です。注意力や気遣い、おだやかさ、迅速に反応する力、忍耐強さ、度胸や思い切りのよさなど、その他多くの能力です。このワークショップでは、これらの資質についてお話しするとともに、それらの資質を自分の中に育くむための可能性についてお話します。また、自由遊びを可能にするために必要な時間の管理の仕方や、必要とされるスペースについてもお話します。 | |||
4 | 1・2年生 | 初心者のための基礎と実践 | 中村真理子 |
子どもの成長段階や気質、拡散と集中のリズムなど、シュタイナー教育の基礎となっている事柄とその意義を学び、それらを1・2年生のメインレッスン(言葉・数など)でどのように実践してゆけるか、授業実践のシェアを通して学びます。最終日には、1,2年生を越えて8年生、12年生までのプロセスを概観し、全体の見通しの中での1,2年生という時期を把握することを目指します。 | |||
5 | 1・2年生 | 1・2年生の学びを深める(すでに経験のある教師のためのクラス) | ベンジャミン・チェリー |
私たち教師は、子どもたちが1~2年生の間に、その後の学校における学びの土台をつくります。成長に伴って現れてくる問題は、その頃にものごとをどのように行ってきたかに、多く端を発するものです。その土台は、人智学的な理解による子どもたちの成長と、同様の理解によって教師から提供される内容に根ざしたものによってのみ、強く育つものです。このワークショップではエーテル体の誕生と権威の意味合いについて、さらに深く考察していきます。また教師が提供する内容、特に言語と数学について、それぞれの理由についても考察します。特定の子どもたちやクラスの状況について、即興でストーリーや詩をつくり、意志をもって取り組むということにどのような意味があるのかに着目したいと思います。 | |||
6 | 3・4年生 | 3・4年生 | ミハル・ベン・シャローム |
9~10歳頃の繊細かつ根源的な変容の時期をテーマとしたワークショップです。この年齢期についての新たな理解が、3・4年生の子どもたちを支え、力づけることができるような授業内容、物語やアクティビティへの、教師の適切なアプローチをもたらしてくれるでしょう。 | |||
7 | 5・6年生 |
ジョツナ・パトナイク スー・シンプソン |
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子どもにとって、5、6年生は変容の時です。この時期の子どもの能力の目覚めを反映して、神話から歴史へと歩みが進められます。地上的な力が強められ、調和は不調和へと変化する、この時期の子どもたちをカリキュラムが支える一方、教員は自身の習慣を見直し、子どもとの関係を新たにするというチャレンジに直面します。この分科会では、経験を分かち合い、理解を深め、今後の仕事への準備を整えたいと思います。 | |||
8 | 7・8年生 |
シャイラジャ・ラッチレディー 河村真理子 |
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プレ思春期の時期が子どもたちの人生にもたらす課題にどう取組み、いかにカリキュラムを通じて彼らのニーズに応え得るかを理解するとともに、科目の中にあるどのような衝動が彼らの意識に働きかけるのかを理解することに時間を費やします。 | |||
9 | 動物学、人間学 | 初・中等部の動物学、人間学 | ヘニング・クーラック-ユップリック |
こどもたちが自然を体験し、自然への理解を分かち合う方法は、初等部と中等部の課程において、きわめて完全に変化してゆきます。この道程は学校の第一日目から始まります。各クラスでの取り組みかたは以前とは異なります。 4、5年生では、自然、歴史、言語、地理においてより大きな統一性と背景を理解する力がますます発達していきます。この力は、美を深く感じ取り、理解していくことができるようにもなるため、物語、芸術、幾何学、或は自然観察など、これらの世界に親しみをもって心を開くようになってゆきます。 ルドルフ・シュタイナーが担任教師たちに提唱したように、このセミナーにおいて私達は、人間と動物との関係性の理解に納得することでしょう。講義では、人間からいくつかの特徴ある動物へと導かれ、そこからまた人間へと戻っていきます。 ヴァルドルフ教育では、4、5年生のこども達に自然について教える際、とてもユニークで芸術的な取り組みをします。それは単なる環境保護を遥かに超えたところにある、世界の生態学への理解を育成する手助けをします。 このセミナーでは、実際に役立ついくつかの例と、実際に実行するための練習だけではなく、理論的側面についても学んでいきます。 |
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10 | 教員の内的発達 | クラウス-ペーター・ロー | |
シュタイナー学校の教師として日々の仕事をしていくためには、内的な自己教育と、実際に教えるという行為の間に、共鳴を見出すことが必須です。このワークショップでは、さまざまなエクセサイズを通し、注意と集中、そして平静からもたらされる力に取り組もうと思います。この作業は、教員のための二つの瞑想の本質へと導いてくれるでしょう。 | |||
11 | チャイルドスタディー | 子どもをめぐる会議術 |
クリストフ・ヴイーヒェルト フランチスカ・シュパリンガー |
チャイルドスタディーでは、子ども個人の理解を深める方法を取得します。全体像をおおまかに捉える通常の子どもに対する理解の仕方では、学習障害や行動に障害がある子どもへの対処が十分には出来ずに、困る場合が多々あります。しかし教員会議にて難解なケースについて話し合う事により、対処方法を生み出す事が可能です。 この分科会では、実際に参加者が持ち寄る、現場の問題を話し合い、共同で解決策を模索します。少なくとも5人の参加者が、話し合いたい子どもに対する「質問」を持ち寄ります。そしてその子どもの作品(手書きの文章・クレヨン画・素描・水彩画・手仕事等)を持参するとより話し合いが実のある物になります。 質問を準備する参加者の方は、話し合いたい子どもの情報を分科会でプレゼンテーションする準備をして来てください。チャイルドスタディーは実際に実践する事が一番効率的な習得方法です。この分科会での話し合いに一番適するのは、低学年か高等部の年齢の子どもたちです。会議では英語版のチャイルドスタディーの本が購入可能です。 |
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12 | 学習障害 | 学習障害 | ユップ・アイケンボウム |
子どもの学習障害には様々な要素が原因になっている事があります。
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13 | 数学 | 『数学』―考える喜び | フロリアン・オスワルド |
数学は、考える喜びを与えてくれる教科であり、特別な方法で生徒の自信を育ててゆきます。どのようにして喜びと自信を生徒に感じさせることができるのでしょうか。喜びに溢れた教え方と、生徒を励ます授業の組み立て方について、いくつかの問題を選んで演習をします。 | |||
14 | 化学 | 7年生から12年生の化学および科学一般について | ディルク・ローデ |
参加者のニーズと質問を聞き、それに沿った方向でワークショップを行います。化学から始めて次第に視野を広げ、科学教育一般について議論します。例えば、化学と生物学には共通分野が多いので、この二つを組み合わせて一つのレッスンとすることができます。化学は主に7年生から12年生で教えられますが、私自身は各学年の授業に対応できます。ワークショップでは様々な実験を行い、その教育学的意義について特にシュタイナー教育の観点から考察します。また「生徒はどのように自分自身で実験を行うことができるか?」「化学はクラス担当が教えるべき教科なのか、それとも専門家が教えるべきか?」「高校単位としての必須条件をどのように満たすか?」といった質問についても話し合うことを考えています。教え方を向上するにあたって互いの励みとインスピレーションとなるよう、参加者それぞれが経験を分かち合う時間を設けます。 | |||
15 | 生物学 | 高学年(7~12年生)の生物学 | アルプレヒト・シャート |
なぜわたしたちは人間学を7、8、9そして10年生に教えるのでしょうか? そしてどのようにしてこの教科を教えるのでしょうか? わたしたちは細胞とその構造について話し合い、重要なテーマである人間の進化論について話していきます。 | |||
16 | 上級学年 | わたしたちの中にいるセカンドティーチャー・21世紀における上級学年方法論 | ヴァレンティン・ヴェンバー |
ルドルフ・シュタイナーがシュタイナー教育の使命を見出した時、『本質』の4つの異なるカテゴリー制定しました。物質的本質、エーテル体的本質、シュタイナー教育の動機となる本質(=アストラル体的本質)、そして霊的な本質です。この四つめの本質の内の第二番目は、どのように第二の教師像(セカンドティーチャー)もしくは新しい教師像は、わたしたちの中にある古い教師像の枠から出て発展できるのか、ということにかかわります。わたしたちは上級学年の教育と上級学年の方法論について働きかけていきます。 | |||
17 | 文化研究 | 文化研究、アジア学、文学(11・12年生) | ポーン・パノソット |
このワークショップではそれぞれヒンドゥー教、仏教、儒教各自の3つの神聖な聖典、バガバッドギーター(The Bhagavad Gita)、法句経(The Dhammapada)、論語(The Analects(Lun Yu))について探っていきます。私たちはこれら3つの聖典と、それらがどのように現代の生活に関わっているかの理解を試みようと思います。これら古代からの聖典は私たちの毎日の実生活でどのようにして意味をなしうるのか。そしてどのようにして私たちはそれらを11年、12年生のクラスに持ち込むことができるか。参加者の方で、バガバッドギーター、法句経、論語をお持ちの方は持参ください。 | |||
18 | 歴史 | 5~8年生の歴史:アントロポゾフィーの歴史観の中でアジアの歴史をどう教えるか | 栁澤玲一郎 |
アントロポゾフィーの歴史観を普遍的なものとみた時、その具体例がルドルフ・シュタイナーによって殆ど示されていないアジアの歴史をどのように捉えどのように教えるか? さまざまな意見、実践報告を交換しつつ、5年生から8年生のこころと身体の健やかな成長を助ける歴史教育の姿を探りたいと思います。 |
第二分科会 14:00~15:30 | |||
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1 | 幼児教育1 | 人形劇ワークショップ、あやとり | 鈴本純子 |
テーブル人形、糸繰り人形、指人形の3種の人形を紹介します。参加者は必要に応じていずれか1つか2つを選び、最後にはいくつかのシーンやシンプルなお話を演じてみます。お裁縫箱をご持参ください。中には、針(縫い針/待ち針)、糸(いくつかの色のもの)、はさみ、定規、カラーペンを入れて。また、作成途中の人形の材料を入れるため、容器を2つご用意ください。 時間が限られているため、夜間に作成いただく可能性もあります。セッション中に、あやとりもご紹介します。 |
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2 | 幼児教育2 | 子どもの絵画(ドローイング) | フランチスカ・シュパリンガー |
こどもの線画を学ぶことで、こどもの発達段階の理解を得ていきます。当日は、こどもたちが描いた絵をいくつか持ってきてください。 | |||
3 | 幼児教育3 | 音楽:幼稚園における歌と動き | フィリップ・ロイプケ |
どのような種類の音楽や歌が幼い子どもの調和的な発達を支えるのでしょうか? 異なる種類の歌(西欧のフォークソング、アジアの伝統的歌謡、五度の音階の歌)を一緒に歌い、私たちの感情や動き方にどのような影響を与えるかを説明してみましょう。また、歌うだけではなく、動きと組み合わせてみます。さらに、五度の音階の音楽とは何か、について理論的なプレゼンテー ションも行います。 | |||
4 | 幼児教育:祝祭 | 祝祭を祝う ― 幼稚園 |
スーザン・ハワード サリタ・ シャングハイ |
ルドルフ・シュタイナーが示した、一年のサイクルに見られる呼吸プロセス―エレメント、光、色彩など―を取り上げ、幼児のための四季の祝祭、伝統的・文化的・宗教的祝祭、さらに「新たな」祝祭それぞれの違いについて論じます。この中で多文化の祝祭と普遍的な祝祭についてもその違いを考え、またシュタイナーが表現するところの幼児の「身体的宗教」についてみていきます。 | |||
5 | オイリュトミー1 | オイリュトミー-生命の鼓動 | スー・シンプソン |
橋を架け渡すためには、動きを変容させる必要があります。現代に生きる教師と子どもたちにとって、この社会とはきびしいものです。静止と動きの間を行き来すれば、教育方法や教育を変容させる手段を見つけ出すことができると思います。 | |||
6 | オイリュトミー2 |
鳥山雅代 ヴィリギリウス・フォーグル |
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1年生から12年生までのオイリュトミー授業の実践を行います。 | |||
7 | 音楽 | 創造性の源泉としての音楽授業 |
安藤しおり 古賀美春 |
内的な静けさに耳を傾けることは、生命力や創造性を湧きたたせます。この分科会では、シュタイナー教育の中での音楽教育やアジアの音楽性を探求するとともに、深く聴く力を育む営みを体験します。 | |||
8 | リズムパート |
河村真理子 鴻巣理香 |
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1~8年生までの毎朝のリズムパートで行うとよい活動やリズムの動きのバリエーションのつけ方について、低学年から順に紹介していきます。 | |||
9 | 演劇 | ドラマと内面の成長 | デイビット・アンダーソン |
私たちは日々ドラマの要素を使っています。これらの要素とは~身振り手ぶり、雰囲気、空気、像、動き、言語~私たちの環境、関係、教訓、そして私たち自身になるその過程、です。私たちはどのようにして、私たちの人生や仕事に伴う力やエネルギーを決定づけるこれらの要素を使う事ができるでしょうか。このワークショップでは私たちはどのようにしてこれらの要素と力にもっと気づき創造的になることが出来るか、そしてその要素や力がどうのようにして私たちを生きている事への深い経験へと導いてくれるのかを見つめていきたいと思います。これらの要素は外側と内側の両方の側面があります。 ドラマワークはこれらの側面を解放し、私たちの内面と外面的な人生の経験を結合させることを手伝う事が出来ます。このワークショップは大人のための、どのようなドラマ経験のレベルをお持ちの方でも歓迎です。このワークショップは私達の物の見方を明らかにし、私たちがどのようにして人生を表現するか、またどうのように人生が私たちを通して表現するかについての深く理解する機会になることでしょう。 このコースは、参加者の具体的な関心事により仕立てられていきます。 |
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10 | ボートマ体操 | ゲームと動き(3年~8年クラス) |
ノエル・ダロウ 米永宏 |
学年が上がるにつれ、どのようにゲームや動きを導入して行けるかを考えていきたいと思います。授業の進め方およびゲームからスポーツへの移行方法についてもお話します。 | |||
11 | 数学 | 折り紙数学 |
足立久美子 増渕智 |
手で学ぶ、算数・数学をテーマにいろいろ教具等を使った楽しい授業を工夫、模索してきました。その中で、折り紙は一番手軽で、いろいろな場面で楽しめる教具であることがみえてきました。色があることが何よりも心惹かれます。今回は「origami」 と世界語にもなっている日本の折り紙文化の一端を紹介しながら算数・数学教育にむすびつけ、折るという手を使った学びの体験を共有していただきたく思っています。 | |||
12 | 外国語教育 | 低学年向け(1~4年生)の外国語教育 | クリストフ・ヤフケ |
この分科会の主題:
参加者へ包括的かつ最新の参考資料をお渡しします。 |
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13 | 彫塑 | 彫塑-変容 | 大嶋まり |
球体からの人間の姿の変容と、具象的なフォルムから抽象的なフォルムへの変容を、土粘土を用いて形成していく体験をします。 持ち物:エプロン、タオル、上履き |
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14 | 黒板画 | 木村義人 | |
黒板画の研修 持ち物:色チョークセット、もしくはパステル・セット、ティッシュペーパー |
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15 | ドローイング | クラス担任と専科の先生のために | ヴァン・ジェームス |
このワークショップでは、子どもの絵の発達と、幼稚園年中と小学校1年生から8年生に及ぶ学年のルドルフ・シュタイナーの示した指標を探求していきます。クラスの担任はどうやって生徒たちを健康な方法で、創造的な絵画の制作を通じ、子どもの成長段階と調和しながら、想像的で視覚的な思考に影響を与え導いていくのでしょうか。 | |||
16 | エクストラレッスン | エクストラレッスンの基礎 | ユップ・アイケンボウム |
オードリー・マックアーレン氏は学習障害のある子どもを助けるコンセプトを発展させました。彼女は最初の著書の中で、子どもの成長がどのように進むのかをイメージできるような基本的な説明とともに、動きを伴ったりフォルメン線描や水彩を用いたエクササイズを紹介しました。彼女のコンセプトはすべてルドルフ・シュタイナーから与えられ示されたものばかりですが、世界中の同僚たちは彼女のコンセプトに価値を見出し、そこから子どもたちととの取り組みについての新しい考えを発展させることができました。エクストラレッスンのエクササイズのスピリチュアルな背景は、本質的に、一般の教授法にも見出すことができるものです。この分科会では、子どもたちと行う具体的なエクササイズを通して人間についての人智学的なイメージを探求してみたいと思います。 | |||
17 | 教員会議 | 学校の心臓としての教員会議 | ベンジャミン・チェリー |
ルドルフ・シュタイナーは、学校の心臓としての教員会議について繰り返し述べています。たくさんの学校を訪れ、共に働いてきた私の経験から、特に東アジアでは、学校の共同体が健康であるか否かは、教員会議がどのように行われているかに、かなり大きく関わっていると思います。このワークショップでは、まず、シュタイナーが心臓そのものについてどんなことを述べているかに目を向けます。その後、教師として学校全体に健康をもたらす鼓動を作り出すためには、どのように会議を開くことができるのかを考えていきたいと思います。それは、多くの教員が経験している疲労と孤独に対抗する力にもなるのです。 | |||
18 | 農業 / 園芸 | シュタイナー学校におけるバイオダイナミック農業および園芸カリキュラム | ハンス・ムルダー |
地球は、今日の世界観と農業慣行によって苦しみ、その結果各地の農業土壌の深刻な劣化を引き起こしています。地球を癒すことは、バイオダイナミック農法や有機農業の流れにとってだけでなく、教育にとっても課題です。 このワークショップでは、まず現在の化学農法に至るまでの農業の歴史を振り返ります。次に地球を癒すために、バイオダイナミック農法が必要とする健全な基礎としての有機農業について議論します。さらに、「3層、4層の人間像」に照らして「農場の個別性」の理解を試みます。これがバイオダイナミック農法の原則へとつながっていきます。 ワークショップの後半では、シュタイナー学校における園芸カリキュラムを取り上げます。ワークショップという環境の中で可能な限り実践的な作業も行う予定です。 |
40年以上、シュタイナー教育に関る。幼児教育の修士号を持ち、オーストラリアでシュタイナー学校を設立し、そこで23年間幼稚園教師として働く。ベトナムや他のアジア諸国で教師を指導し、養成する。最近は中国のヴァルドルフ幼児教育教員養成プログラム(WECC)のコーディネーターとして働き、6つの幼児教育教員養成講座の教員であり、300の幼稚園グループをサポートしている。2015年からはWECCのコンサルタントとして働く予定である。またオーストラリアの先住民の両親や教師とともに働き、いくつかの本の作者でもある。
ニュージーランドで過去26年間にわたり、幼稚園の教員をしている。ニュージーランドにおける幼児期のシュタイナー/ヴァルドルフ教育のコーディネーションを行っており、中国ではタン・チェリーの活動を支援している。
タイにおける最初のシュタイナー/ヴァルドルフ幼稚園の創始者であり、中国では手仕事を教えている。
1960年ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。シュトゥットガルトとベルリンでヴァルドルフの幼稚園と学校に通う。1989年以降はフランス在住・勤務。最初は音楽と語学の教師として、そして1997年以降はColmarとMulhouseにおいてヴァルドルフ幼稚園教師。2011年以降、国際シュタイナー/ヴァルドルフ幼児教育協会(IASWECE)コーディネーティング・グループのメンバー。
日本に生まれ、1989年~1991年エマソンカレッジ教育コース(イギリス)にて学ぶ。1995年より京都でシュタイナー教育土曜クラスを初め、2001年に開校した京田辺シュタイナー学校設立の教員の1人となる。現在3回目の3年生担任。
1998年からインド・スロカのシュタイナー学校で教えている。幼稚園の教師を2年間務め、2000年にそのクラスが1年生に進級すると同時に小学校の教師となる。このクラスを5年生まで教えた後、次の1年生の担任となり、8年生まで教える。このクラス(30人)が5年生になった2012年には、様々な事情から3年生も同時に担当。英語・歴史学、および同じ分野で教育学の学士号を取得。スロカのシュタイナー学校に来る前は一般の学校で20年間教鞭をとる。シュタイナー教育に関しては複数のヨーロッパ出身の先生より実習指導を受ける。また2009年のフィリピンを初めとして、インド、韓国で開催されたAWTCには教師として参加。得意分野:1~5年生。
イスラエルに生まれ、イギリスでシュタイナー教員としての養成を受ける。イスラエルでシュタイナー学校を創設、最初の教師となり、その後25年間クラス担任を勤める。教育および自己教育の基本となる事柄について、様々なレベルの教師たちの指導を行っている。
1982年から教師としてあらゆる年齢層にオイリュトミーを教える。長年に渡り、子どもへの教育に関心があり、動きというものがどのように子どもの成長に働きかけられるか、研究を深めている。
最初の2年間は幼稚園の教師、その後14年間は小中学校の教師をしている。現在教えている生徒で3回目の担任サイクルが終わる(1回目と2回目は途中の学年から担任)。インドのAWTCでは1・2年生グループ、韓国では5・6年生グループに参加した。過去10年間、ハイデラバードやインドのその他の地域でカリキュラム編成と教師教育に取り組んできている。
1955年、アルゼンチンに生まれる。ドイツのフレンスブルグで27年間、担任教師を務める。ドイツ・ヴァルドルフ学校協会と、ルドルフ・シュタイナー教育芸術友の会の評議会役員である。担任教師養成のための講演会をしたり、月刊誌「Erziehungskunst(教育芸術)」を出版する。2014年には、へニング・クーラック―ユップリック氏自身が著した親のためのヴァルドルフ教育学についての紹介本「Jedes Kind ein Konner - Fragen und Antworten zur Waldorfpädagogik(それぞれの子どもが持つ可能性 ― シュタイナー教育への問いと答え)」を発表。
1955年12月15日生まれ。教育学を修めた後、1983年から、ドイツのフレンスブルグのシュタイナー学校にて、クラス担任、音楽、宗教の教師として働く。その他にもフレンスブルグの教育大学に勤務し、またドイツにてさまざまな教員養成セミナーでも講座を行う。1998年から、ドイツの教育セクションの中心グループの一員となる。2010年9月、スイス、ドルナッハのゲーテアヌムの教育セクションに加わる。2011年1月からゲーテアヌムの精神科学自由大学教育セクションをフロリアン・オスワルドとともに導いている。既婚で2人の子どもがいる。
1945年生まれ。オランダのデン・ハーグ・ヴァルドルフ学校に通う。大学で教育学と地理学を学んだ後、デン・ハーグ・ヴァルドルフ学校で30年間、教師を務める。この間、オランダ国立ヴァルドルフ教員養成所の設立に携わる。
オランダ・アントロポゾフィー協会理事。アテ・クープマンズとともに、「Art of Child Study: 子どもをめぐる会議術」のコースを開発。1999年9月からスイス・ドルナッハの教育部門で働く。2001年10月から2010年9月まで、スイス・ドルナッハのゲーテアーヌムにある精神科学自由大学教育部門代表。現在も、ゲーテアヌムの精神科学自由大学にて働き、教育学と人智学のテーマに沿い、国内外で精力的に講演活動を行っている。結婚していて5人の子どもがいる。
1977年より初等学校の教師である。シュタイナー教育教師は1980年よりスタート。8年間教育支援の教師であったが、その後クラス担任に戻る。彼は定期的にシュタイナーの治療的な研修教育課程をオランダ、ドイツ、アメリカ、ブラジル、フィンランド、ハンガリーで講義を開いている。教育支援の教師としての活動の中、『エクストラレッスンの基礎』の著者であるオードリー・マックアーレンと親交している。彼の著書『エクストラレッスンの基礎』では、オードリー・マックアーレンの仕事と概要を共有し、ルドルフ・シュタイナーの教育的指示を築きあげている。
スイス出身、はじめにプロセス工学を学ぶ。スコットランドのキャンプヒル内の治癒教員養成を経て、スイス・ドルナッハの教員養成研究所に通う。ベルン・ルドルフ・シュタイナー学校・高等部で24年間、科学と数学の教師を務め、教育学の指導教授として国際的に活動もする。2011年の初め以降、クラウス・ペーター・ロー氏とともにドルナッハにあるゲーテアヌムの精神科学自由大学教育学部門を先導する役割を果たしている。
Free Waldorf School Marburgの教師。1998年より、主に高学年の化学と生物学を担当する。生徒による実験、シュタイナー教育の手法を用いて高校の単位取得条件を満たすこと、様々な教育的トピックに関する研究プロジェクトに焦点を当てている。またWaldorf Seminar KasselやUniversity of Marburg、さらに国際的なシュタイナー学校運動の中で生徒や教師の育成にあたっている。ドイツ国内では、毎年行われる化学および生物学の教師会議を担当する。
ドイツのプフォルツハイムとシュトゥットガルトのシュタイナー学校に通い、生物学と地理学をドイツのハイデルベルクで勉強した。博士論文後、シュトゥットガルト近辺のシュタイナー学校に13年間、2007年よりウーランツヘーエ・ヴァルドルフ学校に勤務している。1995年以来、シュトゥットガルト教員ゼミナール、現在のシュトゥットガルト自由大学に勤務している。
ドイツのクレーフェルトのシュタイナー学校に通う。ハンブルク、ベルリン、シュトゥットガルトで哲学、文学、音楽そして教育の科学について学ぶ。1984年カール・ロバート・メンデルコウ氏の下で博士号を取得。28年間、優れた確信と熱意をもち、シュトゥットガルトとテュービンゲンでシュタイナー教師として、また、アメリカ、スイス、ドイツで教師育成講座にも勤める。90年代にはユルゲン・スミット氏(1916年~1991年)の示唆を受け、初期の人智学に関していくつかの本を出版した。『自由になるための意志』(1991)、『理解するという力』(1993)。シュタイナー教育の教師である一方、組織開発にも長らく関わってきた。例えば南ドイツ貿易組合の場合には、特にその経営の形と変革に重点を置いて開発をおこなった。『責任感の意志』(2012)英語版『ひとりの責任』(2014)の本が出版された。多数のシュタイナー学校で組織の助言者として働いている。
社会的、または経済的困難や虐待を受けた子どもたち、孤児、児童買春に焦点を当てた10年間の医療活動を経て、ポーン・パノソット氏はすべての社会悪における根源は人間にあり、そして、それを癒す手段はシュタイナー教育の中にあると気づいた。
身体的な疾患の治療から社会的な病の治療へと転向し、医療活動を諦め、シュタイナー教師トレーニング課程を受けるためにアメリカ、サンブリッジカレッジへ留学。そこで、シュタイナー教育から得た強い衝動を胸にタイへ帰国、パンヨータイ・ウォルドルフスクールを1996年に創立した。その一方、タイ国内の教育を解放するべく、さまざまな進歩的なアプローチからなるキャンペーン活動を起こした。その活動により、オルタナティブ教育や革新的なアプローチによる教育などの教育活動の認知や、まったく新しい体制づくりの必要性へと広く社会が啓かれることになった。
国内外での講師活動以外に、専門誌、雑誌や新聞にも寄稿している。その他多くの職務として、児童保護財団の委員、アショカフェロー会員、オルタナティブ教育協会の代理議長、タイ国内の50名の社会医学職員のひとりであり、子どもの人権を擁護する者のひとりとして選ばれている。
ルドルフ・シュタイナーカレッジ教員養成コース修了。東京シュタイナーシューレ・クラス担任、千葉のシュタイナー学校クラス担任などを経て、現在、学校法人シュタイナー学園高等部社会科教員。
日本で10年間私立学校の教員を務めた後、アメリカで2年間、成人障がい者へのソーシャルワークに従事。その後、イギリスのエマーソン大学でシュタイナー教育のトレーニングを受ける。4年間大学で学んだ後、マレーシアのペナンに移住し、1997年1月にマレーシア国籍のパートナーの協力で幼稚園を設立。クラス担任および2つの幼稚園の園長を務める中で、人形や手仕事への情熱を強くもつようになる。ここ数年は、大人向け・子ども向けの人形劇ワークショップを開催している。また、彼女の園では、6歳から10歳を対象にしたクラフトクラスも継続開催している。また、トレーニングコースの開催や、メンタリングもマレーシアで実施している。
1955年スイスのチューリッヒで生まれる。結婚後、3人の娘をもつ。これまでに幼稚園教師や、AfaP(Akademie für Anthroposophische Pädagogik - アントロポゾフィーに基づく教育アカデミー)においては幼児初期のこどもを対象とした教師を務める。幼稚園教員と親のための特別指導も担う。
ネパールのカトマンズで生まれ育った。1997年インドのハイデラバードに転居し、シュタイナー学校の一保護者となり、彼女のシュタイナー教育への旅が始まった。シュタイナー教師養成コースや何年にもおよび、いくつもの国で行われる会議に参加、シュタイナー幼稚園の先生になり、その後担任教師も勤めた上、現在幼稚園に戻っている。ネパールで子育てのワークショップを6年間指導し、ネパールの違う地域でここ数年シュタイナー教育幼児期入門コースの指導もしている。
1968年東京生まれ。ミュンヘンにてオイリュトミーを学ぶ。1994年からニュールンベルグとハスフルトのシュタイナー学校でオイリュトミーを教える。同時期にフィオーナ・オイリュトミーアンサンブルに所属。2007年から東京賢治シュタイナー学校教師。
1967年南ドイツ生まれ。物理学とオイリュトミーを学ぶ。1993年からニュールンベルグとハスフルトのシュタイナー学校でオイリュトミーを教える。同時期、フィオーナ・オイリュトミーアンサンブルに所属。2007年から東京賢治シュタイナー学校教師。
日本に生まれ、1997年~2000年にかけてイギリスエマソンカレッジにて学ぶ。2000年から2002年までナタリーホール、トナーリス音楽院にて学ぶ。2003年より京田辺シュタイナー学校にてクラス担任、および音楽を教える。
日本に生まれ、歌唱を大阪とベルリンにて学ぶ。藤野シュタイナー学校にて1997年より音楽を教える。
青年海外協力隊理数科教師としてケニアの中等学校で3年間および理科教師として東京都の公立中学校に3年間勤務後、米国カリフォルニア州のルドルフ・シュタイナーカレッジにて教員養成課程を修了。2002年より北海道シュタイナー学園いずみの学校にて担任教師を務める。
大学で文学ならびに障害児教育を学んだ後、公立高校に勤める。公立学校退職後、大学時代より続けていたモダンダンスが架け橋となり、新しい学校づくりに出会う。東京賢治シュタイナー学校設立に携わり、現在に至る。15年間にわたり、学校の運営および教育に深く関わる。8年間担任終了後、高等部教師を経て、2014年度現在は2巡目の5年生担任。高等部芸術担当。日本でのエクストラレッスン・プラクティショナー養成コース第一期生修了。「動き」をキーワードに日々の取り組みを重ねている。
20年以上もの間シュタイナー学校で働いたり、かかわったりしている。ニューヨークを拠点とする玄人の劇団Walking the dog Theater (www.wtdtheater.org)の総美術監督。一年の半分を費やしアジアのシュタイナー学校や他の学校で演劇や上演の監督やワークショップや定時制のコースの指導をしている。
スコットランド、ニュージーランド、台湾において、長年クラス担任教師を勤める。現在は科学を担当しているが、ゲームを長年教えて来た経験を持ち、ボートマー体操の理論と実践にも大変興味があり、専門的に取り組んでいる。
東京、横浜、オーストラリア、ハワイにて「ボートマ体操」、「空間ダイナミックス」の経験豊かな方々に師事する。1999年に北海道で開校した全日制「いずみの学校」から体育教師として関わり始め、現在学校法人北海道シュタイナー学園で体育教師として勤務。
日本の私立女子中学高等学校で数学専任教諭として38年間勤務の後、2004年より学校法人シュタイナー学園の数学非常勤講師として4年間勤務。2005年1月エマーソンカレッジの数学エポック授業短期留学(イギリス)。2005年より横浜シュタイナー学園で教師会数学勉強会で共に学ぶ。
イギリスのエマソンカレッジで基礎、教育コース修了。1995年より東京シュタイナーシューレ(現シュタイナー学園)でクラス担任を務める。2005年より藤野シュタイナー高等学園(現シュタイナー学園高等部)で数学担当。現在シュタイナー学園で数学、演劇を担当。
ドイツのシュタイナー学校の卒業生。1967年から2000年までシュトュットガルトのシュタイナー学校にて、初等部・中等部・高等部の英語を教える。広島大学大学院(2005)と青山学院大学(2006)の客員教授。シュトュットガルトの4校目のシュタイナー学校の教員として設立にかかわる。その後さらに5年間、1年から5年生までを教える。1976年に「Materials for Waldorf Language Teaching」シリーズの編集を始める。1967年からシュトュットガルト・ヴァルドルフ教員養成カレッジにて、英語専科の教師を指導する。近年は、ヨーロッパ・南アメリカ・アジアにて、英語専科の教師を指導している。
1988年渡独。ヴァルドルフ幼稚園ゼミナール修了。Instituet für Waldorfaedagogikにてクラス担任および美術‐工芸を専攻。1996年から東京シュタイナーシューレ、2004年からシュタイナー学園(藤野)にて、美術、工芸の専科教師として働く。
ルドルフ・シュタイナーカレッジ(米)卒業。コーダースプリングス・ウォルドルフ学校、ウェストサイド・ウォルドルフ学校、オレンジカウンティ・ウォルドルフ学校にて勤務。現在、シュタイナー学園6年生担任、(2015年度は7年担任予定)、および9年生絵画担当。
ハワイのホノルル・シュタイナー学校で教えている芸術家であり、そしてまたハワイのアントロポゾフィー協会の代表である。彼は客員教員としてカリフォルニアのルドルフ・シュタイナーカレッジ、ニュージーランドのタルナ・カレッジ、オーストラリアの夏期集中講座、中国の成都教員養成講座、そしてアジアやアメリカの多数の学校で教えている。また、「パシフィカジャーナル」の編集者、そして「精神と芸術」「形態の中の隠された言語」「手と頭と心で描く」などの文化と芸術の幾つかの本の著者である。
1963年鎌倉生まれ。幼年期をシュトゥットガルトで過ごし、ドイツ、スコットランド、アメリカのシュタイナー学校に留学。東京で政治学を学んだ後、フリーの通訳・翻訳者。市民運動とアントロポゾフィーの活動に従事。現在は私立幼稚園理事長・園長、日本シュタイナー幼児教育協会代表、国際シュタイナー/ヴァルドルフ幼児教育協会(IASWECE)カウンシル・メンバー、ゲーテアヌム医学セクション外部研究員。
インドネシアで生まれ、オランダで教育を受ける。結婚後の1972年には、妻、3人の子どもとともにニュージーランドに引っ越し、シュタイナー教育やバイオダイナミック農法、人智学に携わるようになる。ニュージーランド・ヘイスティングズで初のシュタイナー中学校・高校の共同設立者。同校では生物学、化学、園芸学を教える。その後20年近く経ち、タルーナにあるニュージーランド・カレッジ・オブ・アントロポゾフィカル・スタディーズで「バイオダイナミック農業コース」のディレクターとなる。この間、ニュージーランド・アントロポゾフィー協会代表となり、2006年まで14年間務める。その中でアジアにおけるシュタイナー教育のパイオニアに多く出会い、その発展に協力。2006年より、アジアにおける普遍アントロポゾフィー協会の代表者として、人智学、シュタイナー教育、さらにバイオダイナミック農法についてアジア各地で広く講義・講座を行っている。
日本シュタイナー学校協会(代表:秦 理絵子)
〒252-0187神奈川県相模原市緑区名倉2805-1
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