お日さまが顔を出し暗闇を照らす
金色にかがやく朝の光よ
私の心に小さな陽が灯る
誰にも消せないともしびとなれ
シュタイナー学園に通った息子が、毎朝クラスで歌ったこの詩とメロディは、今日も私と私の幼子の時間に神秘のありかを感じさせてくれる。
ああこんな学校に私こそが通いたかった。
それは息子をシュタイナー学園に入れた一番の理由だったとも言える。
奇跡の星に生まれ、
人として佇める時間をどのような心で感じとるのか。
息子の学び舎で、私自身、
とりまく宇宙の不思議に触れる体験を数知れずさせていただき、
以降その経験は自分の視点の基盤となっている。
若木に水を撒きつづけ、
幾重にも根をはる大木と成長したコミュニティを眺め、
ルドルフシュタイナーはこう言うのかもしれない。
「さあ準備は整った。」
シュタイナー教育100周年、魂よりお祝い申し上げます。