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鳩山友紀夫
鳩山友紀夫さん
東アジア共同体研究所理事長

この度はヴァルドルフ/シュタイナー教育100周年誠におめでとうございます。世界の人々に真の教育をお与え下さったことに感謝を申し上げ、心からお慶び申し上げます。

私が初めてシュタイナー教育のことを伺ったのは、政治家になって数年経った頃、初等科の恩師の小野田三男元学習院初等科長のご自宅を訪問したときでした。小野田先生からシュタイナー教育を勉強したらどうかと示唆をいただいたのでした。そこでシュタイナー教育に関する本を何冊か買って読んでおりましたら、誠に偶然はないと思うのですが、なんと私の高校時代の同級生の大村祐子さんが、私の選挙区の中にあります伊達市に人智学共同体「ひびきの村」を立ち上げられたのです。そこで彼女はシュタイナー保育所から幼稚園、小、中、高等学校、個性ある子どもたちのためのラファエル・スクール、更には大人のためのミカエル・カレッジを始められました。

最初は行政も市民の応援も得られず、ご苦労が多かったと思います。しかし、日本中からお子さんが集まって来るようになり、徐々に周辺の自治体や住民のみなさんの理解が広がっていきました。そして、伊達の隣の豊浦町の中学校の移転に伴い、空いた校舎を利用して、2008年に学校法人北海道シュタイナー学園いずみの学校の初等部と中等部が開校したのです。学校法人としての開校ができたことは大きな喜びであり、若干ですがその設立に有難いことに関わらせていただくことができました。ただ、まだ幼稚園と高等学校はNPO法人であり、学校法人とは認められていません。今後の課題と考えています。

自然の美しい環境の中で伸び伸びと育っている子どもたちの姿を見ることはとても心躍ることです。毎年、子どもたちにお話しをさせていただいていますと、彼らの真剣なまなざしと積極的な関心に接して、彼らの将来がとても楽しみになります。先般、彼らの弦楽器演奏を聴いたり、ダンスを拝見したりしましたが、芸術に対して自らが楽しんでいる様子がこちらに伝わって、一体感の中で楽しませていただきました。

シュタイナー教育で学んだ子どもたちが、保守的な環境の中で戸惑うこともあるかと思いますが、彼らがその個性を十分に発揮できるようになるとき、日本は愛に満ち溢れて幸せな社会へのスタートを切ることができることになると思います。そしてシュタイナー教育の真髄が社会に理解されたとき、保守的な環境自体が変化して行くことを信じたいと思います。

あらためて、ヴァルドルフ/シュタイナー教育が100周年を迎えられましたことを、みなさまと共に心から祝福いたします。

石黒和己
征矢里沙
齊藤工
江田五月
宮崎ますみ
中所宜夫
西平直
松島裕之
上松祐二
齊藤暁彦
UA
湯川れい子
村上虹郎
今井重孝
鳩山友紀夫
小森輝彦
日詰明男
永田佳之
おおたか静流/Sizzle Ohtaka
茂木綾子
足立久美子
河瀨直美
村上淳
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