シュタイナー教育を知ったのは尊敬する映画を中心に活動する北村道子さんという偉人からの助言でした。
それまでは"あたりまえ"のように産まれた息子に接していたつもりでいた。しかしシュタイナーを知り当時吉祥寺にあった一軒家を内装した学校へ親がまず通う。そしてまず親が見られる。
トピックスとして捉えられやすいテレビやその他の現代の刷り込みによって"あたりまえ"にさせているようなことが禁止なのであった。しかしそれには哲学的にきちんとまさしく未来である子供たちへの配慮からの理由がしっかりとあった。そして何度か学生たちが自らつくりあげた芝居も見たことがある。育まれているのは感性。
目指すことが明確であり、かつそこへはどういうことを成していけば到達できるのか。という人生で最も大切な、もしくは社会へでて最も有効なエディット能力。そしてきちんと自由な空想のなか創作していく信念。もちろんこれらすべてを支えるのは、先生がたはもちろん、親なのです。
学校にポンと入れてあとは勝手に育つことももう幻想でしょう。僕はシュタイナー教育にたくさん学び自分の人生にも活かしているつもりです。
子供たちが伸びやかに育ち学びそして、親たちが努力をする。親こそが学ぶしたくさんの時間もかける。そういうことを先生たちと家族のような関係になり生きる。学ぶ。素晴らしいことだと思います。
この場をお借りし感謝の言葉で締めたいと思います。