シュタイナー没後100年
全国シュタイナー学校 高等部 合同芸術祭

Art Festival 2025 for 100th memorial year

2025年、全国のシュタイナー学校から130名以上の生徒が集結し、ひとつの芸術作品を作ります。

現代の”希望”と未来への”勇気”
教育と芸術の深い繋がり、ほんとうの自分と他者との繋がりとは・・・?
AI 時代、これからの日本の教育で、大切に育むべきものとは何か?

卒業生座談会の登壇者が決定しました!

登壇者のご紹介はこちらから。

合同芸術祭の詳細

日時2025年8月17日(日) 15:00~
開場・受付14:30受付開始
【昼の部 高等部合同芸術】
15:00開場 
15:30開演
夜の部 卒業生座談会】
18:00開場 
18:30開演
会場FOSTER ホール(JR 昭島駅より徒歩6分)
東京都昭島市つつじが丘3丁目7-7 昭島市民会館
チケット昼の部:大人1000円、小・中・高校生500円
夜の部:卒業生座談会 無料
問い合わせ日本シュタイナー学校協会
godo-euor@waldorf.jp
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2025.8.10 チケットは完売しました。
キャンセルがあればチケットを購入いただけます。


合同芸術祭の演目

  • 音楽オイリュトミー 「ピアノソナタ第 23 番ヘ短調 Op.57 」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
  • 言語オイリュトミー 「農民芸術の綜合」 宮澤賢治
  • オーケストラ 「交響カンタータ『歌』Op.44 より 間奏曲」 ヴィルヘルム・ステンハンマル 他
  • オーケストラ・オイリュトミー合同 「交響詩『フィンランディア』Op.26」 ジャン・シベリウス
  • 合唱『COSMOS』ほか

昼の部 開場 15:00 開演 15:30

音楽オイリュトミー

「ピアノソナタ第 23 番ヘ短調 Op.57 」 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノソナタ『熱情(アパショナータ)』第一楽章から第三楽章まで。

ベートーベンの中期の最高傑作であり、3大ソナタの1つです。魂を揺さぶるようなダイナミックなメロディーは、100年祭にふさわしい人間の中に潜む「漲る意志の力」を最大限に芸術的に表現した大曲です。

言語オイリュトミー

「農民芸術の綜合」 宮澤賢治

……おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園とわれらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか……

宮澤賢治が1926 年に記したとされる「農民藝術概論綱要」

「職業藝術家は一度亡びねばならぬ」という挑発的なフレーズを含め,生活全体を「四次元」の芸術として成立させようとしたこの芸術論としての作品。

オーケストラ

「交響カンタータ『歌』Op.44 より 間奏曲」 ヴィルヘルム・ステンハンマル 他

ステンハンマルはシュタイナーと同時代に生きた人物で、スウェーデンを代表する作曲家です。「国や自然の語る”歌”を聴くこと」を主題としたカンタータの中で用いられるこの作品には、北欧の清澄な空気と、心にしみる深さが表れています。自然の中で人の心は、どのように調和を求め高みへ飛翔するのか̶想いを馳せて演奏します。

オーケストラ・オイリュトミー合同

「交響詩『フィンランディア』Op.26」 ジャン・シベリウス

シベリウスもまたシュタイナーやステンハンマルと同じ時代を生きた、フィンランドの作曲家です。祖国を思い支配からの独立を歌い上げたこの作品が、100年の時を超えて放つ美しさに心を寄せつつ、今なお世界の課題である「真の平和」へ向かう勇気を、皆で表現できたらと思います。

合唱

「COSMOS」

夜の部 開場・受付 18:00 開演 18:30

卒業生座談会

2025年、全国のシュタイナー学校卒業生は、1000名を超えました。106年前のドイツに始まり、各地の文化と融合しながら世界70か国以上に広がったシュタイナー教育が、日本の子どもたちにどう響き、何を育ててきたのか?

卒業生たちの言葉から、この教育の姿をともに感じてみませんか。

登壇者紹介

「卒業生が語る!

シュタイナー教育で得た未来への宝物」

「体験し、心が受け取り、

今に生きていることは何か?」

大倉奏太
出身校:東京賢治シュタイナー学校
卒業年度:2017

高校3年より作曲を始める。
国立音楽大学作曲専修へ進学し、現代音楽をはじめとした作曲創作及び作曲書法理論を中心に学ぶ。
学部4年次には一般財団法人福島育英会奨学生として仏短期留学を経験。
現在は東京藝術大学大学院修士課程に在籍し、映画音楽及びサウンドデザインの研究を行う。


栗原繁須
出身校:京田辺シュタイナー学校
卒業年度:2008

2001年開校時に5年生で入学、2009年卒業。その後、立命館アジア太平洋大学(APU)でマーケティングを学び、WEB制作会社や広告代理店を経て、現在は外資系IT企業でコンテンツ制作のプロデューサーを務める。趣味はボードゲームで会社の同僚とオリジナルゲームを考案中。


出身校:シュタイナー学園
卒業年度:2010

12年生での卒業演劇をきっかけに大学に進学、卒業後は演劇制作として働く。現在は総務で防災に力を入れている。シュタイナー教育を受けて良かったと思うことは、自分の手を動かして何かを作り出せること。自分にとっては日々の気分転換になっている。

松下己華
出身校:北海道シュタイナー学園いずみの学校
卒業年度:2020

2002年香港に生まれ、2歳より現地のシュタイナー教育を受ける。6歳の時に家族で北海道に移住し、12年生までシュタイナー学校で育つ。卒業後は服飾大学に進学するも1年で退学。「自分で大学に見合う活動をする!」と掲げ「はな大学第1期生/学長」として活動。2024年度に奨学金を受けて10ヶ月間の諸国漫遊の旅に出る。


藤田愛深
出身校:北海道シュタイナー学園いずみの学校
卒業年度:2019

卒業後、小さな夢だった遊園地スタッフとして一年働いた後、札幌に出て添乗員(旅行関係)として3年働き、デンマークのフォルケホイスコーレに留学し性教育に出会う。留学後2カ月間ヨーロッパを旅して、日本に不足していると感じた性教育をより深く学ぶため東京に出る。


宮内健治
出身校:京田辺シュタイナー学校
卒業年度:2006

1987年大阪生まれ。シュタイナー学校卒業後、関西外国語大学在学中にフットサークルの中心メンバーを務め、ユタ大学にも留学。物語コーポレーション入社後は、職場での実績を重ね、Webマーケティング事業などをスタート。飲食店、美容サロン、運送業などを立ち上げる。コロナ禍をきっかけに福祉の領域へ参入。障害者就労支援事業所訪問介護事業所、訪問看護ステーションを運営中。


小森健登
出身校:東京賢治シュタイナー学校
卒業年度:2018

2000年生まれ。12年間ドイツで育ち、現地のシュタイナー幼稚園と学校に通う。2012年に日本に移住し、東京賢治シュタイナー学校に編入。卒業後、慶應義塾大学環境情報学部に入学し、マクロ経済・経営戦略を選考する。2024年にリサーチ企業に就職し、現在は米国大手コンサルティングファームで活動。


全国シュタイナー学校高等部合同芸術祭 プレ企画

ヒルマ・アフ・クリントとシュタイナー

アンドリュー・ウォルパート氏講演

【終了しました】

2025年5月25日(日) 14:00から
オンライン講座(zoom)
料金2000円

Hilma af Klint – The Ten Largest No. 4 – Youth – 1907 from https://www.wikidata.org/wiki/Q105009013

卒業生が語る!シュタイナー教育で得た未来への宝物

国内・海外にいる卒業生など

2025年6月28日(土) 14:00から 【終了しました】
オンライン座談会(zoom) 【アーカイブ配信は終了しました】
参加費:500円


後援

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