2017年2月、福岡シュタイナー学園がNPO法人格を取得しました(法人名は特定非営利活動法人 福岡シュタイナー学園)。
より確固とした社会的基盤を得て、確実な歩みをともにする友人が増えることを喜びたいと思います。
2017年2月、福岡シュタイナー学園がNPO法人格を取得しました(法人名は特定非営利活動法人 福岡シュタイナー学園)。
より確固とした社会的基盤を得て、確実な歩みをともにする友人が増えることを喜びたいと思います。
日本で最初の学校である東京シュタイナーシューレが生まれた1987年から、2017年の今年で30年になります。ビルの一室、1年生8人からの出発でした。
30年というと、人の成長を思います。30歳は人が成人して自分の生きる職業や課題に向かってしっかりと立つ頃です。日本のシュタイナー学校も、全体としては10回12年生を送り出し、卒業生たちの社会での活動が伝えられるようになりました。あたたかさの中で育まれた彼らが、自分の命への信頼をもって、「人と世界のために何ができるだろう」と生きる姿は、私たちの希望です。
そして100年というと、世界と時代の変化を思います。1919年、第一次大戦後の激動のヨーロッパで、ヴァルドルフ/シュタイナー学校は「現代と近い未来のための学校」として誕生しました。最初の学校は20年を待たずにナチス政権下で閉鎖され、中断の時を経ながらも復興し、以来、シュタイナー教育も世界中に広がりました。
シュタイナー教育100周年-ヴァルドルフ100-は、決して100年の困難と喜びの回顧ではなく、次の1世紀に、国や民族を越えて拡がったこの教育運動は何ができるか、という問いです。
シュタイナー学校をつくる者たちは、世界中どこの国でも、直接の出会いを何より大切にします。
子どもと教員とが出会い、その橋を親に、同僚に、地域、国、そして世界へと広げていく中で、人と人との交流も、波紋のように大きく深くなります。私たちは、日々の教育に向かいながらも、近隣のアジアの学校、そして世界中の学校へと、時代の動きを感知する感覚器官をひらいていきたいと思います。シュタイナー学校から巣立つ若い人たちのように、「世界のために今自分に何ができるか」を問いながら。
この度、日本シュタイナー学校協会のパンフレットを用意しました。(B5判見開き)
協会会員校に常備してあるほか、学校協会事務局に必要部数をお知らせいただければお送りいたします。
日本の教育に多様性をもたらし、もっと豊かな教育社会を築いていこう。そんな志をもった人たちが集う毎年恒例のイベントに日本シュタイナー学校協会もブース出展します。
今回は昨年末の臨時国会で「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(通称:教育機会確保法)が成立したことから、熱を帯びた集会になりそうです。当協会では会員校各校のパンフレットともに新しいパンフレットを用意して、ブースでお待ちしています。
スタッフを見かけたら、気軽にお声かけください。
日本シュタイナー幼児教育協会主催の「シュタイナー子育てフェスタ2017」にブース出展します。
日本のシュタイナー教育に基づいた子育て実践、幼児教育実践の生きた姿に触れ、幼児教育以降の教育との連携について考える貴重な機会です。当協会では会員校各校のパンフレットともに新しいパンフレットを用意して、ブースでお待ちしています。
スタッフを見かけたら、気軽にお声かけください。
日本、そしてアジア地域のヴァルドルフ/シュタイナー教育に携わる同僚の皆様へ、記念すべき今期大会の最終開催となる第7回アジア・ヴァルドルフ教員会議をご案内いたします。
2017年4月28日~5月5日にかけて開催される大会は、中国で最初の自由ヴァルドルフ学校が開校した成都が会場となります。今大会を貫くテーマは大会の締めくくりにふさわしく、以下のような設定となっています。
“Cultural identity and individualization in educational practice”
「教育実践における文化的なアイデンティティーと個性化」
参加を希望される方は、以下に公式情報が公開されていますのでご覧ください。
日本シュタイナー学校協会の電話番号が変更になりました。新しい電話番号は以下になります。
新電話番号 03-4231-9233
なお、FAX受信は廃止いたしました。ご連絡は郵便、電話、メールにてお願いいたします。
2016年8月21日の本協会定例会において、規約を一部変更し、全日制のシュタイナー教育校づくりに取り組まれている方、日本シュタイナー学校協会の会員登録を希望されている学校へ個別に情報共有やサポートが可能な体制が整いました。
詳しくは info@waldorf.jp までお問い合わせ下さい。
たいへんお待たせしましたが、日本シュタイナー学校協会の公式サイトを公開しました。
当協会の活動とシュタイナー教育について理解の一助となれば幸いです。
本サイトのトップページは http://waldorf.jp/ となります。
日本のシュタイナー教育の動きを随時お伝えしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。