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2020年2月11日 更新
日本シュタイナー学校協会連携型教員養成講座について、多く寄せられているご質問にお答えするQ&A集を作成しました。参考にしていただければ幸いです。
Q1:学びのコースとはどんなコースですか?
A1:基礎コースが終了した方で、引き続きシュタイナー教育関係の学びを深めたい方に広く開かれたコースです。様々な学びが単位として認定されますので、自分のペースで学んでいくことができます。また既定の単位を取得すると学びのコースの修了証が出ます。忙しい方、時間的な制約のある方にもお勧めのコースです。
Q2:実習コースとはどんなコースですか?
A2:実習コースは、シュタイナー学校の教員になることを決心している方のためのコースです。約1カ月の実習を3回行い、長期に亘ってシュタイナー学校に通い続け、実際の現場で学びます。希望者は、HB校の教員と面談し、その許可をもって学校に通う必要があります。時間的にも大きな縛りがありますので、相応の決意を持ってコースを希望してください。
Q3:基礎コースが終わったあと、学びのコースに進むのが良いのか、実習コースに進むのが良いのか悩んでいます。どちらが良いのでしょう?
A3:実習コースは、上述の通り大きな時間的制約があり、またHB校との面談を経て、初めて受講が可能になるコースです。シュタイナー学校の教員になることを固く決めていらっしゃらない場合には、学びのコースを続け、教員免許取得に必要な単位を取っていくのが良いと思います。途中で意志が固まられた場合には、面談を経て実習コースへ変更することも可能です。
Q4:基礎コースから、学びのコース・実習コースに継続を希望する場合、年間登録料はいくらになりますか?また、講座の受講料はどこに支払いますか?
A4:継続の場合は、年間登録料は2万円です。なお、一度継続をお休みしてコースを再開する場合には初回登録料と同額の3万円が必要になります。各校で実施される講座の受講料は、基礎コースの時と同様、各校にお支払いください。
Q5:夏の講座に参加しない場合でも、年間登録料は必要ですか?
A5:必要です。年間登録料は、各地で行われている「教員養成コース」や、様々な講座で学ばれた時間を「連携型教員養成講座」の単位として認定していく費用です。登録料を支払うことによって、連携型講座の夏の講座にも無料で参加することができますが、基本はあくまでも「登録料」であると認識ください。
Q6:夏の講座には必ず参加しなくてはならないのでしょうか?
A6:基礎コースを受講している方は、夏の講座に2回の参加がコース修了の必須条件になります。基礎コースを終えられ、継続して学びのコース・実習コースに登録されている方は、夏の講座への参加は必須ではありませんが、全国の受講生および教員が集う楽しい交流の場であり、基礎コースを修了された方々に向けた「講座や学びの場」を準備する予定です。是非ご参加ください。
Q7:各コースの学びには期限はありますか?
A7:履修の目安は「基礎コース 1~2年」「学びのコース 1~3年」「実習コース 1~3年」としています。全体の履修の年限は5年です。
Q8:5年で修了できなかった場合はどうなりますか?
A8:5年を超えて学ばれる場合は、「再登録」で3年の受講延長が1度のみ可能となります。再登録には初回と同額の年間登録料3万円が必要になります(次年度以降は2万円)。なお、途中でお休みされた場合でも、連携型教員養成講座としての登録有効期限は、最長で8年です。
Q9:過去に別の場所で受けた授業の単位が、認定される場合があると聞きました。どのような場合でしょうか?
A9:シュタイナー教育関係の講座で、主催者から出席の証明や授業内容について、書面で証明できる場合に限り、その単位を認定することがあります。HB校に書類を提出いただいた後に、その可否をご連絡いたします。まずはHB校にご相談ください。
Q10:単位をさかのぼる場合の年限はありますか?
A10:あります。皆さんが「連携型教員養成講座に初回登録した年からさかのぼる3年間」の中で修了した科目がその対象になります。なお、さかのぼり認定は、「皆さんが登録された初年度の期間中のみ」でお願いしています。またこの講座が始まって3年目を迎えるこの2020年(3期生の募集まで)で、さかのぼり認定は終了する予定です。
新型コロナ感染症拡大により2020年度開催が見送られたことに関連して、さかのぼり認定について見直しを行いました。
今後は、提携講座として登録されている教員養成コース及び講座(単位換算表に記載されているもの)について、過去3年間のさかのぼり認定ができることとします。
なお、2年コースの教員養成については、修了時期が過去3年以内であればコース全体の単位を認定します。