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2023年8月12日 更新
アントロポゾフィーに基づくユースのための自己発見の場「ユーゲントゼミナール」の校長が来日。「現代を生きる子どもたちに、何ができるのか︖」をテーマに講演を行います。福岡シュタイナー学園が主催するこの講座を日本シュタイナー学校協会は後援しています。
日本では不登校やいじめ、引きこもりなどの子どもに関わる問題が何年も前から深刻化しており、現に「子どもの幸福度指数」の世界統計では、日本は先進国の中で最も低いレベルに位置し、また、自殺者数や自殺願望を抱く子どもの割合は世界でもトップクラスの水準にあります。
自分たちが生きている社会・世界に対して希望を抱けない、そういった子ども達が、私たちの見えないところでも潜在的に多く存在しています。そしてそれは、そういった希望を与えられない社会を創ってきてしまった私たちに原因があるのではないでしょうか。
今回ドイツからお呼びしたマルコさんは、長年ドイツのユーゲントゼミナールという、世界中の青年達が集い学ぶ場を創ってこられた方で、一人一人の青年達と真摯に向き合い続け、現代を生きる青年たちと生身でぶつかってこられた方です。
今回は、「現代を生きる子どもたちに、何ができるのか︖」というテーマで、彼が肌感覚で子どもたちと関わってこられた経験から語っていただきます。非常に貴重な機会であり、子育てや教育などに関わる全ての方々に是非聞いていただきたいと思っております。