目的
日本シュタイナー学校協会は、日本におけるシュタイナー学校およびシュタイナー教育運動の充実と発展のために、全国のシュタイナー学校の教育者や運営者がともに働くための協会として2013年8月18日に発足しました。全国の全日制シュタイナー学校が主たる会員となり、シュタイナー教育の振興に向けた教育的・社会的な取り組み、学校運営の質を高めるための様々な取り組み、教員養成への取り組みなどをともにしています。また、日本におけるシュタイナー学校教育を代表する対社会的な窓口を担い、公的認知の向上や社会貢献に向けた活動を行っています。
活動の概要
日本シュタイナー学校協会では、以下のような活動に取り組んでいきます。
- 情報の交換
- 各学校の運営現状を定期的に報告し合い、学校運動の全体像を共有します。
- 課題の共有
- 解決していくべき学校運営上の問題、各校共通の課題などに関して協議します。
- 解決への協働
- 協力して問題解決に取り組み、社会に対する働きかけを行います。
- 他団体との連携
- 国内外の関連団体、行政、研究機関等と交流し連携します。
- 学び合い
- シュタイナー学校特有の運営基盤および、学校運営一般の基本的な考え方、取り組み、手法、その運用の成果について報告し合い学び合います。
課題
日本シュタイナー学校協会の課題として、わたしたちは以下のような取り組みが必要であると考えています。
- (1)質保証のための取り組み
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- 教育的サポート機関の運営基盤づくり
- 教員養成実現に向けた準備
- その他の質保証の仕組みづくり
- (2)国際的なヴァルドルフ教育運動との連携
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- 精神科学自由大学教育セクション
- 国際ヴァルドルフ教育フォーラム(ハーグサークル)
- (3)ユネスコなどの国際教育機関との連携
- (4)危機管理
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- 災害に対する対策の協力・協働の態勢づくり
- 社会との関係における様々な危機管理態勢づくり
パートナー
上記のような活動を遂行していく上で、日本シュタイナー学校協会は様々なパートナー団体と連携していきます。