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2018年のはじまりに:代表からご挨拶

2018年1月10日 更新

2018年、新しい年を迎えました。日本と世界の教育に携わるすべての運動が、明るい考えとあたたかな心と結びついて、よき道を進んでいけますように。

私たちの希望は、育つ子ども、育つ学校と関わることです。それが、同時に、今生きている社会と時代への働きかけだからです。

日本でのシュタイナー学校の歩みは30年を越えました。世界の歩みは、来年迎えるヴァルドルフ教育100周年に向かっています。各学校から巣立つ卒業生たちの、まっすぐな人への向かい方と、やわらかで開かれた世界への感性は、大きな喜びですが、その数はまだ大海の数滴に等しいかもしれません。

時代の困難や重さを越えて「今日のうちに明日を」はぐくむ。シュタイナー学校運動を先に進め、それが時代を変える力となるために私たちには、もっと多くの広がりと熱が必要になるでしょう。

一人と一人が集まって、新しいものを創造していくとき、私たちの中から大きな熱が生まれます。生きることの熱を、みなさんとわかちあう1年にできれば思います。

日本シュタイナー学校協会代表 はた りえこ