ヴァルドルフ教育運動

Educational Movement

ヴァルドルフ教育運動

シュタイナー教育(ヴァルドルフ教育)に基づいた学校づくり、幼稚園・保育園づくり、教員養成などの教育普及に関わる活動のすべては、ゆるやかなネットワークをつくりながら国際的なヴァルドルフ教育運動を形づくっています。そこには、教育施設や教員の認証などの教育的質保証に関わる取り組みや、国際的な高校卒業認定制度の制定、シュタイナー教育の成立基盤である教育自治の確立に向けた法的な活動も含まれます。

これらの活動はすべて、その地域や現場ごとのニーズから自発的に生まれてくるものであり、何らかの上位機関の計画から生まれるものではないことがとりわけ重要です。教育は自由な人間精神の所産であるべきだからです。しかしそうだとしても、シュタイナー教育がシュタイナー教育としてのアイデンティティーを保持するためには、何らかのガイドラインが必要になるでしょう。「何をもってしてシュタイナー教育と呼べるのか」という問いは、様々な場面で繰り返し問われるからです。そのために、各国の代表者が国際ヴァルドルフ教育フォーラムに集い「シュタイナー学校の基本指針」の策定を行いました。

国際ヴァルドルフ教育フォーラムに代表を送っている日本シュタイナー学校協会は、この指針を尊重した活動を行っていくとともに、必要に応じて指針に対するフィードバックも行います。

「ヴァルドルフ教育の基本的特徴」は本サイトの資料室に日本語訳版を公開しています。

資料室:ヴァルドルフ教育の基本的特徴